テニスジュニア初心者が上達する4つのポイント!効率の良い練習方法を合わせて解説

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中学で硬式テニス部へ入部した息子。普段の部活では一体どんな練習をしているのでしょうか。

私と同じくテニスにあまり詳しくないため方のために、一般的な練習内容やジュニア初心者が上達するためのポイントも紹介したいと思います。

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目次

テニスの練習メニューについて

一般的なテニスの練習メニューについて調べました(学校の部活によって練習が前後する場合があります)。

体操

まずは体操から。部活によって伝統的に行われているやり方というのが多くあるらしいです。

ランニング

ランニングは部活やその日の練習メニューによって異なるようです。軽く走る場合もあれば、時間を決めて可能な限り速く走るという場合もあるのでしょう。

トレーニング

ダッシュトレーニング、ステップ練習などのトレーニングのことです。

コート内で動き回ってフットワークを鍛えたり、練習場全体を使ってダッシュトレーニング、ステップ練習などを行うことを言います。

コート間で小刻みな足さばきを身に付けてアジリティ(機敏性)を高めるトレーニングもおこないます。

と、ここまでがコートに入るまでのウォーミングアップとしてのメニュー。ここからが、いわゆるテニス特有の練習メニューです。

手出し練習

手出し練習はパートナーが手でボールを投げ、それを打ち返してスイング練習するもの。体の使い方に意識を集中するため、特に、初心者にオススメの技術練習です。

野球のトスバッティングのような感じでしょうか。

ラリー練習

手出し練習の後は、それをお互いにラリーの中で打ち合う練習です。

玉出し練習で意識した技術的なポイントを、実際のラリーで、より実践的に打っていくための練習。

そのイメージとなる参考動画を紹介します。

振り回し練習

手出し練習、ラリー練習で「スイング」「フットワーク」を身に付け、次はそれを実際に動きながらの練習に取り入れます。その際に効果的なのが「振り回し練習」と呼ばれるものです。

反対コートのパートナーが、練習者に向けてコートの様々な個所にボールを打ちます。そして動く側のプレーヤーはその出されたボールに対して動き回り、パートナーがいる個所に打ち返します。

野球でいう「ノック」のような感じでしょうか。

これで、「フットワーク」「基礎ストローク」「ラリー」「フィジカル」の強化をおこなうようです。

こちらもイメージとなる参考動画を紹介します。

ボレー練習

ネットプレーですね。初心者にはややレベルが上がる感じでしょうか。

初心者がボレー練習をおこなう上で参考になる動画を紹介します。

サーブ練習

試合はサーブから始まるもの。

もちろん、そのためのサーブ練習は欠かせないのですが、上達を目指していく上ではサーブを武器とすることが有利で、そのための練習はやはり欠かせません。

初心者がサーブを練習する上で参考になる動画を紹介しておきます。

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コート外での練習メニュー

 

人数が多い部活動ではコートに入れる時間が限られている場合が多いと思います。息子が入っている部活もコート数に対して部員数は多く、チーム分けしながら練習しているようです。

場合によっては、男女や学年で練習日が順番となるような学校もあるようです。

素振り

やはり初心者にとっての基本練習ですね。

しかし、間違ったやり方で沢山素振りをしても効果はあまりなく、当たり前ですが、惰性でおこなうのではなく、正しいフォームで1回1回おこなうことが大切です。

むやみに回数だけこなすやり方は、フィジカル的には多少効果があるかもしれませんが、技術的に上達することはないそうです(当たり前ですね)。

壁打ち

学校内で壁打ちできる場所があれば良いですが、実は、あまりそうした場所はないことが多いようです。

あるいは、地域の公園などには探せば壁打ちが出来るスペースがある場合がありますので、そういう場所を調べて壁打ちをしにいくこともいいでしょう。

トレーニング

いわゆる「筋トレ」や「ランニング」のこと。

腕立て伏せ、腹筋、背筋、スクワットなどの筋トレメニューや校内・校外をランニングします。

フィジカルを高める上で大切なことは、少しずつ負荷を高めること。

例えば、「20×3セット」と決められた範囲をずっと続けることはNG。20出来るようになったら次は30、その次は40というように、徐々に負荷を増やしていくを忘れずにおこなうことが大切なようです。

ランニングでも目標タイムをどんどん縮めるなどの工夫が必要です。

練習時間

一般的な部活動の経筋練習時間は、約2時間から3時間といったところでしょうか。

ちなみに強豪校では、2部練習として一日3時間を2回行う学校もあるようで、モチベーションの高い生徒は学校の全体練習以外でも自主的な練習をおこなっている場合も多いようです。

効率的に上達する練習方法について

学校の部活に多い練習ステップ

一般的な部活では、いきなりボールを打つことはあまりせず、何よりも、まず「素振り」をおこなうこと、「トレーニング」で基礎体力をつけることが重要視されます。

徐々に基礎から積み重ねていき、ある程度出来上がったら実際にコートに入るという流れがほとんどのようです。特に、部員数が多くコート数が限られる部活ではその傾向が強いでしょう。

聞くところでは、そうした部活では、まともにコートに立てるまでに1年以上かかったりすることもあるようです。もちろん、空いている時間であれば、多少はコートで打たせてもらえることもあるようですが。。

理想的には多くのコート練習を

テニスのような「ラケット競技」は技術的要素が占める割合が非常に高いと言われます。そのため、早い段階からボールを打ち始め、技術をとにかく磨いていくことが大切だと考える方も多くいるようです。

まずはゲーム要素を多く取り入れ、ボールを打つ感覚、テニスの楽しさを知ることからもっと始めるべきだというのが、そうした方々の主張のようです。

この点は、目的意識と練習意義の点で共感できます。

何のためにテニスをするかと言えば、やはり試合に勝つためでしょう。基礎練習や厳しいトレーニングをするためにテニスをやっている人はいません。

そこでまずはゲーム練習から入る。そして、ゲームで上手くいかないことがあるから、もっと良いプレー、良いゲームをしたいから、「素振り」をし「トレーニング」をやる。

確かに、コートに立った上での目的意識を持って取り組むことが、上達への早道と考えられます。

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オールラウンドの練習

早い段階からゲーム練習をどんどんおこなっていく前提で考えていきます。

ゲームということになれば、オールラウンドの内容を平行して練習することが必要です。

とは言っても、正しい「スイング」をするための知識・技術、つまり、グリップの握り方、フォアハンド、バックハンド、基礎的なストローク、サーブなどの各スイングのやり方は、最低限、まず最初に身に付ける必要はあるでしょう。

そして、コートを自由に動くためのある程度の「フットワーク」も必要です。

ここからは、「スイング」「フットワーク」をある程度身につけたら、どんどん実際にボールを打つ練習をしていき、ひとつひとつの技術に完璧を求めないことです。

その中で、止まった状態で打つ練習、動きながら打つ練習、ボレー、サーブなど、様々な技術を練習していくのが理想であると言えます。

難しい技術は出来るようになってから、という考えも一般的だと思われますが、一方で、難しい技術こそ習得に時間がかかるため、早い段階から練習しておく必要があるとも言えます。

後は、上達ステップに応じて、練習メニューの割合を変えていけば良いということになります。

とにかく、上達のどの段階でも全ての練習メニューを一通りおこなうこと。

繰り返しになりますが、ゲーム練習があるからこそ、目的意識と練習意義がはっきりするということです。

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テニススクールの活用

実際のところ、こうした十分な練習は、学校の部活レベル、特にジュニア初心者の段階では、ほとんど期待できないのではないかと思います。

そのため、テニススクールに通うことが、大いに効果的であると考えます。早い段階からボールに触れて練習できる環境は間違いなく整っています。

お金はかかりますが、その分、短期間で上達が見込めると言えるでしょう。

上達に必要な4つのポイント

部活などの練習で、上達するために心がけるべきポイントを4点あげます。

目標を明確に持つこと

テニスを練習して上達し、どういう自分になりたいのか。

「地区大会で優勝したい」

「ライバルの〇〇君に勝ちたい」

「強豪校からテニス推薦を貰いたい」などなど。

やはりテニスをやることの先にある明確な目標を持つことが大切であり、モチベーションの維持に大きく影響します。

目的意識を持つこと

部活などの練習メニューは与えられたものであることが多く、どうしても何気なく取り組みがちです。

ゲームにおける何のためにその練習をするのか。例えばランニングであれば、「少しでも長いラリーを出来るようになるため」「試合時間が長くなっても良いプレーを維持できるため」、という目的意識を持つことが重要です。

また、同じ練習メニューでも、時と場合によって、練習の意味は変わります。

例えば同じストローク練習でも、グリップの握り方を意識した練習、バックハンドのスイングを意識した練習など、その時に応じて目標は違ってくることもあるでしょう。

その練習の中で自分が身につけたいこと、練習したいことを意識しながら取り組むことが重要です。

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色々な人の意見を聞くこと

自分一人で考え解決することには限界があります。

今の時代、インターネットやSNSなどからの情報でも、もちろん役には立つでしょう。しかし、やはり人から直接もらうアドバイスは貴重です。

自分の状況を把握してもらい、その上で経験を元にもらうアドバイスは格段に有益です。

人から教わる事への投資を惜しまないこと

人の意見を聞く事が重要であると書きましたが、その意味では、テニススクールやプライベートレッスンを活用することは非常に有効です。

学校の部活では出来ない実践的な練習をおこなう機会も多く、こちらから求めれば、いくらでもアドバイスを貰うことが出来ます。

そこで重要なのは、教わろうという姿勢をしっかりと持つこと。

そのためには日頃からしっかりと上達のための問題意識を持つことが大切です。

そうした問題意識さえ持っていれば、コーチなどに自分からどんどんアドバイスを聞きにいく姿勢が自然に生まれてきます。

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さいごに

上達とは「改善」か「問題解決」により達成できます。

そのために重要なのが問題意識を持つこと。

「問題意識を持つ」=「考える」こと。時として面倒で苦痛を伴います。

「ノーペイン・ノーゲイン」何かを得るには代償が必要で、上達するには多少の面倒も困難を乗り越えていくための覚悟も必要なのだと思います。

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